AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals Azure の管理とガバナンス 問2
Azure の管理とガバナンス/Azure のコスト管理部門Aと部門Bが、それぞれ別々のストレージアカウントを所有している。Microsoft Cost Managementのコスト分析で、発生した費用を部門ごとの内訳として集計・表示できるようにしたい。最初に行うべき対応はどれか。
当サイトのオリジナル問題(AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsの出題範囲「Azure の管理とガバナンス」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A各ストレージアカウントに、所有部門を示すタグ(例: department)を付与し、コスト分析でタグ別にグループ化して集計できるようにする。
- B各ストレージアカウントを部門ごとに別々のサブスクリプションへ移動しない限り、コストを部門別に集計することはできない。
- C各ストレージアカウントに対して、新規リソース作成をDeny(拒否)するAzure Policyを割り当てる。
- D部門Aと部門B用に予算(Budget)を2つ作成し、それぞれにコストアラートを設定する。
正解:A
解説
リソース単位で発生したコストを部門別に集計するには、各リソースにコスト配分用のタグ(例: department)を付与し、Cost Managementのコスト分析でそのタグによるグループ化・フィルターを行うのが基本です。タグによる集計はサブスクリプションをまたいで行えるため、集計のためにリソースを別サブスクリプションへ移動する必要はありません。なお、この方法で部門別に見られるのは主にタグを付与した日以降に発生したコストで、過去に遡って自動的に分類されるわけではない点には注意します。Azure Policyのdeny効果は新規リソース作成の許可・拒否を制御するもの、予算(Budget)としきい値アラートは超過通知が目的で、いずれも発生済みコストを部門別の内訳として表示する機能ではありません。
下線の用語は 用語集 で意味を確認できます。
選択肢ごとの解説
- A正しい。各ストレージアカウントに部門タグを付与し、コスト分析でタグ別にグループ化すれば、部門ごとのコスト内訳を表示できます。タグによる集計はサブスクリプションをまたいで行えます。
- B誤り。コスト分析のタグ別グループ化はサブスクリプションをまたいで行えるため、集計のためにリソースを別サブスクリプションへ移動する必要はありません。
- C誤り。Azure Policyのdeny効果は新規リソース作成の許可・拒否を制御するもので、発生済みコストの部門別表示とは関係しません。
- D誤り。予算とアラートはしきい値超過時の通知が目的で、発生済みコストを部門別の内訳として表示する機能ではありません。