過去問ドリル

DVA-C02:AWS Certified Developer - Associate トラブルシューティングと最適化 問2

トラブルシューティングと最適化/可観測性のためのコードの計装

マイクロサービス構成で、リクエストがどのサービスで遅延・失敗しているかをトレースして可視化したいと考えています。最も適切なのはどれですか。

当サイトのオリジナル問題(DVA-C02:AWS Certified Developer - Associateの出題範囲「トラブルシューティングと最適化」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:B

解説

AWS X-Ray は分散トレースのサービスで、リクエストが複数のサービスをまたいで処理される様子を可視化します。各区間の所要時間やエラーを追跡でき、どのサービスで遅延や失敗が起きているか(ボトルネック)を特定できます。可観測性はログ・メトリクス・トレースの3つの信号を補い合って成り立ち、X-Ray はこのうち分散トレースを担う部分で、ログの相関やメトリクスと組み合わせて使います。なお、アプリの計装は現在 OpenTelemetry ベースの AWS Distro for OpenTelemetry(ADOT)の利用が推奨されています。従来の X-Ray SDK/デーモンは2026年2月に保守のみのメンテナンスモードへ移行し、2027年2月にサポート終了が予定されていますが、可視化先の X-Ray サービス自体は引き続き利用できます。

下線の用語は 用語集 で意味を確認できます。

選択肢ごとの解説

  • A誤り。各サービスのログを個別に眺めるだけでは、サービスをまたいだ遅延・失敗の経路を把握しにくいです。
  • B正しい。X-Ray で分散トレースを有効にすれば、サービス間の呼び出しと遅延・エラーを可視化してボトルネックを特定できます。計装は OpenTelemetry ベースの ADOT が推奨で、X-Ray はトレースの可視化先として利用します。
  • C誤り。本番トラフィックを止めて 1 件ずつ試すのは、可用性を損ない現実的でもありません。
  • D誤り。可観測性を計装しないと、問題の所在を特定できません。
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