LinuCレベル2 システムの起動とLinuxカーネル 問11
システムの起動とLinuxカーネル/Linuxカーネルのコンパイルカーネルのソースコードをコンパイルする一般的な手順の説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「システムの起動とLinuxカーネル」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A設定(config)を行った後、makeでビルドし、make installでインストールする
- Bカーネルは常にバイナリでのみ配布されるため、利用者がビルドすることはできない
- C設定ファイルはコンパイル後に自動生成されるため、事前の設定作業は不要である
- Dソースを展開したあとはmakeを使わず、コンパイラを直接呼び出して1ファイルずつ変換していく
正解:A
解説
カーネルのソースコードからのビルドは、一般に (1) makeで設定(menuconfig等)を行い、(2) makeでカーネル本体・モジュールをビルドし、(3) make modules_installでモジュールを、make installでカーネル本体をインストールする、という手順で行います。カーネルはソースコードからコンパイルして独自にビルドすることも可能で、コンパイル自体が不要というわけではありません。
選択肢ごとの解説
- A正しい。設定→make→make modules_install/make installという流れが一般的な手順です。
- B誤り。ソースが公開されており、自分でビルドできます。
- C誤り。設定はビルドの前に行う必要があります。
- D誤り。依存関係の管理を含めてmakeで行うのが通常の手順です。