LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト プラットフォームの最適化 問3
プラットフォームの最適化/カーネルパラメータによるリソース最適化カーネルパラメータfs.file-maxの役割として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「プラットフォームの最適化」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aシステム全体で同時にオープンできるファイルディスクリプタの総数の上限を設定する
- B1つのプロセスが同時にオープンできるファイルディスクリプタ数の上限を設定する
- Cファイルシステム上に作成できるinodeの総数を設定し、超えると新規ファイルを作成できなくなる
- D1ユーザーが所有できるファイルの合計サイズの上限を設定する、いわゆるディスククォータである
正解:A
解説
fs.file-maxは、システム全体で同時にオープンできるファイルディスクリプタ(ファイルハンドル)の総数の上限を設定するカーネルパラメータです。プロセス単位の上限はulimit(RLIMIT_NOFILE)で別に決まるため、多数の接続を扱うサーバーでは両方を合わせて調整する必要があります。
選択肢ごとの解説
- A正しい。fs.file-maxはシステム全体で同時にオープンできるファイルディスクリプタ数の上限です。
- B誤り。プロセス単位の上限はulimit(RLIMIT_NOFILE)で決まるもので、fs.file-maxはシステム全体の上限です。
- C誤り。inodeの総数はファイルシステム作成時(mkfs)に決まるもので、fs.file-maxが制御するものではありません。
- D誤り。ユーザーごとの容量制限はディスククォータ(quota)の機能で、fs.file-maxの役割ではありません。