SAA-C03:AWS Certified Solutions Architect - Associate コスト最適化アーキテクチャの設計 問6
コスト最適化アーキテクチャの設計/コスト最適化されたストレージソリューションの設計回線が細い拠点から数百 TB のデータを AWS へ移行します。ネットワーク転送では数か月かかってしまいます。回線帯域に縛られずに移行する方法として、最も現実的でコスト効率の良いものはどれですか。
当サイトのオリジナル問題(SAA-C03:AWS Certified Solutions Architect - Associateの出題範囲「コスト最適化アーキテクチャの設計」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A既存の細い回線を使い、数か月かけてインターネット経由で転送する
- B物理デバイスにデータを格納して AWS へ輸送し、オフラインで移行する(AWS Snow ファミリーのデバイスや、AWS Data Transfer Terminal などの物理転送手段を用いる)
- C各ファイルを 1 つずつ S3 コンソールから手動でアップロードする
- DAWS Direct Connect を数日だけ契約して一括転送する
正解:B
解説
回線が細く、ネットワーク転送では数か月かかるような大容量(数百 TB 規模)のデータ移行には、物理デバイスにデータを格納して輸送する『オフライン移行』が現実的で、回線帯域に縛られません。従来はこの用途に AWS Snowball(Snow ファミリー)が広く使われてきましたが、AWS Snowball Edge は 2025 年 11 月 7 日以降、新規顧客への提供を終了し、商用リージョンでのサポートも 2026 年 12 月 31 日に終了する予定です。これから新規に検討する場合は、AWS Data Transfer Terminal(物理メディアを AWS の拠点に持ち込んで高速に取り込む)や AWS パートナーの物理転送ソリューション、オンライン転送が可能なケースでは AWS DataSync などを、搬送先・ネットワーク・期限・費用の条件に照らして選びます。
下線の用語は 用語集 で意味を確認できます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。細い回線で数か月かけるのは移行期間が長すぎ、現実的でもコスト効率が良くもありません。
- B正しい。物理デバイスにデータを格納してオフラインで輸送すれば、回線帯域に縛られず大容量データを移行できます。ただし Snowball Edge は新規顧客への提供を終了しているため、新規検討では Data Transfer Terminal やパートナーの物理転送手段も含めて選びます。
- C誤り。数百 TB を 1 ファイルずつ手動アップロードするのは非現実的で、結局回線の制約も受けます。
- D誤り。Direct Connect の敷設には相応の期間が必要で、数日だけの一括転送という使い方は現実的ではありません。