LinuCレベル2 システムアーキテクチャの設計 問1
システムアーキテクチャの設計/高可用システムの実現方式PacemakerとCorosyncの役割として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「システムアーキテクチャの設計」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A複数ノードでクラスタを構成し、障害検知時にサービスを別ノードへフェイルオーバーさせる
- BDNSラウンドロビンで複数サーバーへ問い合わせを分散させるためのDNSサーバー実装である
- CクライアントからのHTTPリクエストを受けて背後のAPサーバーへ中継するリバースプロキシである
- Dファイルシステムの差分バックアップをスケジュール実行するための運用ツールである
正解:A
解説
Corosyncはクラスタメンバー間の通信基盤(メッセージング、メンバーシップ管理)を提供し、Pacemakerはその上でリソース(サービス)の状態を監視し、障害発生時に自動的に別のノードへフェイルオーバーさせるクラスタリソースマネージャです。両者を組み合わせて、Linuxにおける高可用性(HA)クラスタが構築されます。
選択肢ごとの解説
- A正しい。Corosyncがノード間の通信とクォーラムを、Pacemakerがリソースの配置とフェイルオーバーを担います。
- B誤り。DNSラウンドロビンはBIND等のDNSサーバーで実現するもので、Pacemakerの機能ではありません。
- C誤り。リバースプロキシはApacheやnginx、HAProxy等の役割です。
- D誤り。バックアップの自動化はBacula等のバックアップツールの役割です。