LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 高可用性プラットフォームの構築 問4
高可用性プラットフォームの構築/ロードバランサーの構築IPVS/LVS(Linux Virtual Server)の特徴として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「高可用性プラットフォームの構築」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aアプリケーション層でHTTPヘッダーやCookieの内容を見て振り分けを行う、ユーザー空間の専用プロキシである
- BLinuxカーネル内で動作するL4ロードバランサーで、NAT・DR・TUNの転送モードをサポートする
- Cカーネル内で動作するが転送方式はNATのみで、DRやトンネリングには対応していない
- DDNSのラウンドロビン応答によって振り分けを行う仕組みで、パケットの転送自体には関与しない
正解:B
解説
IPVS(IP Virtual Server、LVSとも呼ばれる)は、Linuxカーネル内で動作するL4(トランスポート層)ロードバランサーです。バックエンドサーバーへのパケット転送方式として、NAT方式、DR(Direct Routing)方式、TUN(IPトンネリング)方式など複数のモードをサポートしています。
選択肢ごとの解説
- A誤り。L7で内容を見て振り分けるのはHAProxyやnginx等のプロキシで、IPVSはL4で動作します。
- B正しい。IPVSはカーネル内で動作するL4ロードバランサーで、複数の転送モードを備えます。
- C誤り。IPVSはNATのほかDR(Direct Routing)やTUN(トンネリング)の転送モードも持ちます。
- D誤り。DNSラウンドロビンとは別の仕組みで、IPVSは実際にパケットを転送します。