LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 仮想化基盤の構築 問5
仮想化基盤の構築/仮想ディスクとQEMUの操作qcow2形式のディスクイメージが、raw形式と比較して持つ特徴として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「仮想化基盤の構築」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Arawより常に高速に読み書きでき、機能面でも完全な上位互換である
- Bスナップショットを持たない代わりに、常に固定サイズで領域を確保する
- C圧縮や暗号化には対応するものの、スナップショットの作成には対応しておらず外部ツールが必要になる
- Dスナップショットやシンプロビジョニングに対応しており、raw形式より柔軟な運用ができる
正解:D
解説
qcow2(QEMU Copy-On-Write version 2)形式は、実際にデータが書き込まれた分だけディスク領域を消費するシンプロビジョニングに対応し、また内部でスナップショットを保持できるという特徴を持ちます。一方raw形式は、ホスト側のファイルシステム機能に依存しない単純な形式で、一般にオーバーヘッドが少なく読み書き性能で有利になりやすいものの、qcow2のような機能面での柔軟性はありません。用途に応じて使い分けます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。機能は豊富ですが、単純な構造のrawの方が読み書きの性能では有利な場面があります。
- B誤り。qcow2はスナップショットに対応し、実際に使った分だけ領域を確保します。
- C誤り。qcow2はスナップショットに対応しており、外部ツールは不要です。
- D正しい。qcow2はスナップショットとシンプロビジョニングに対応した柔軟な形式です。