LinuCレベル2 システムの起動とLinuxカーネル 問3
システムの起動とLinuxカーネル/ブートプロセスとGRUBinitramfs(初期RAMファイルシステム)の主な役割として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「システムの起動とLinuxカーネル」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aスワップ領域として使われ、物理メモリが不足したときにページを退避させる
- Bシステムのログを永続化し、再起動後も参照できるようにしておくための領域である
- Cルートファイルシステムをマウントするために必要なドライバやツールを一時的に提供する
- Dユーザーのホームディレクトリの内容を、起動時にメモリ上へ読み込んで保持しておく領域である
正解:C
解説
initramfs(initrdとも呼ばれる)は、カーネルが起動した直後、本来のルートファイルシステムをマウントするために必要な最小限のドライバ(ストレージコントローラやファイルシステムのドライバ等)やツールを一時的に提供する、メモリ上に展開される小さなファイルシステムです。ルートファイルシステムへのアクセスに特殊なドライバが必要な場合(LVMや暗号化、特定のストレージ機器等)に重要な役割を果たします。
選択肢ごとの解説
- A誤り。スワップは別に用意する領域で、initramfsの役割ではありません。
- B誤り。ログの保存先ではありません。
- C正しい。initramfsはルートをマウントするまでの間、必要なモジュールやツールを供給します。
- D誤り。ホームディレクトリを保持するものではありません。