LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 仮想化基盤のネットワークとストレージ 問5
仮想化基盤のネットワークとストレージ/クラスタ・分散ストレージの理解DRBD(Distributed Replicated Block Device)の役割として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「仮想化基盤のネットワークとストレージ」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A複数ノードにオブジェクトを分散配置して大規模なアーカイブ用途に使う、分散オブジェクトストレージ基盤である
- B共有ストレージを複数ノードから同時にマウントできるようにするクラスタファイルシステムである
- Cブロックデバイスへの書き込みをジャーナルに記録し、障害後の整合性回復を高速化する仕組みである
- D複数ホスト間でブロックデバイスの内容をネットワーク越しにリアルタイムに複製し、RAID1相当の冗長化を行う
正解:D
解説
DRBD(Distributed Replicated Block Device)は、あるホストのブロックデバイスへの書き込みを、ネットワーク経由でリアルタイムに別ホストのブロックデバイスへも複製する仕組みです。しばしば「ネットワーク越しのRAID1」に例えられ、フェイルオーバークラスタなどでのデータ冗長化に使われます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。分散オブジェクトストレージはCeph等の説明で、DRBDはブロックデバイスの複製を行います。
- B誤り。複数ノードからの同時マウントを可能にするのはOCFS2やGFS2等のクラスタファイルシステムです。
- C誤り。ジャーナリングはファイルシステム側の機能で、DRBDの役割ではありません。
- D正しい。DRBDはネットワーク越しにブロックデバイスを複製する、いわば「ネットワークRAID1」です。