LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 仮想化基盤のネットワークとストレージ 問7
仮想化基盤のネットワークとストレージ/Cephの理解と実装Cephの主要コンポーネントに関する説明として、正しいものをすべて選べ。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「仮想化基盤のネットワークとストレージ」に対応。実際の試験問題ではありません)
- ARGW(RADOS Gateway)は、ブロックデバイスとしてのインタフェースをクライアントに提供する
- BOSD(Object Storage Daemon)は、ディスク上でのデータの格納・複製・リカバリを担当する
- CMON(Monitor)は、クライアントの読み書きデータをすべて中継し、適切なOSDへ転送する
- DMDS(Metadata Server)は、CephFSのファイルシステムメタデータを管理する
正解:B、D
解説
Cephでは、OSDが実データの格納・複製・リカバリを、MDSがCephFSのメタデータ管理を担当します。RGW(RADOS Gateway)はS3/Swift互換のオブジェクトストレージAPIを提供するゲートウェイで、ブロックデバイスのインタフェースを提供するのはRBDです。MONはクラスタマップの維持とクォーラムによる一貫性の保証を担いますが、データそのものの経路には入らず、クライアントはマップを取得したあとOSDと直接やり取りします。
選択肢ごとの解説
- A誤り。ブロックデバイスのインタフェースを提供するのはRBDで、RGWはS3/Swift互換のAPIを提供します。
- B正しい。OSDは実際のディスク上でデータの格納・複製・リカバリを担当するデーモンです。
- C誤り。MONはクラスタマップを管理する役割で、データの読み書きはクライアントとOSDが直接行います。
- D正しい。MDSはCephFSのファイルシステムメタデータを管理するデーモンです。